瓦版2014.1.14第191号

週刊スローライフ瓦版 (2014.1.14 第191号)
発行:NPOスローライフ・ジャパン
スローライフ学会
**********************************************************************
★★★★★
いよいよ迫ってきました。25・26日に開くスローライフ学会「青森フォーラム」
まで、あと10日です。東京など外からの参加者が、奈良フォーラムのときと同
じく40人超ですが、なお、どうぞご遠慮なく、です。詳細は「編集室便り」に。
★★★★★

コラム<火曜日の鐘> 長谷川八重(NPOスローライフ掛川)
~~~
晴れ着

今年成人を迎えられた方、ご家族の皆さんおめでとうございます。私は毎年恒例の美容室で、朝5時から30分単位でお化粧を仕上げるお手伝いをしてきました。一緒にメイクを担当した後輩は、長身でショートカットの長女の晴れ姿を作っていました。(写真添付)
また、別の後輩は振袖の着付けを習い、自ら娘を着付けたと嬉しそうに報告してくれました。母から娘へと振袖を受け継ぐ家庭もあり、母親にとっても娘の晴れ姿は特別な意味をもつようですね。
振袖姿にも流行があり、髪型でいえば一昨年までのキャバ嬢風な巻き毛は影を潜め、今年は毛先まで巻き込む纏め髪が多く、上品な“和を取り戻したように思います。
私の場合は、中森明菜が着物をアレンジした衣装で歌い踊っていた時代。渋い色の着物が個性的とされ、私は地味な付け下げをあつらえてもらいました。
それがこの歳になってちょうど着頃になり、今年は手入れに出して、再び着ようと思います。華やかで美しい日本の着物。とくにハレの衣装はぜひ多く着て欲しいと願います。
学会コラム<緑と絆の木陰>
中村桂子(JT生命誌研究館館長) 明治の森を大切に
世の中、心がザワザワすることが多いのですが、スローライフについて考え
る時はなるべくゆったり、話題もそういうものを選んできました。
でも今回は、ちょっと。新国立競技場です。オリンピック誘致のコンセプト
は「コンパクト」と聞いていましたのに、いつの間にか世界一を造るとんでも
ない話になっていたのですね。あの場所は風致地区であり、それは明治以来の
大切な歴史があってのもののはずです。ですから建蔽率はもちろん高さ制限も
あるわけで、それは15mだと思ってきました。競技場そのものの大きさやデザ
インがあの場に合わないことはさて置いても、皆で守ってきたこの制限を、国
や都という最もこれを守るべき存在が勝手に破ってよいものなのでしょうか。
もちろん国や都が破るはずはないので、基準を勝手に変えたのでしょう。
でも、その時は地域の人の間の議論があるはずです。そんなことがあったよう
には思えません。しかも、これに便乗して日本スポーツ振興センターが80mの
ビルを建てるという話が進んでいるとも聞きました。これがあまり問題にされ
ていないのがふしぎです。15mと80mではとんでもなく違います。
私は東京でのオリンピックそのものに賛成ではない(日本で行なうなら他の
都市で)のですが、それは別にしても、オリンピックと言えば何でも通るかの
ようなあまりの傲慢さとでたらめさがイヤなのです。神宮外苑は、子どもの頃
の思い出の多い場であり、私のスローライフ志向の原点なのでとてもとても気
になります。
▽▽▽▽▽▽▽▽

【逸村逸品】ひとこと紹介 ~ http://www.facebook.com/slowlifej
香川県坂出市「サヌカイト」。叩くとカーンと澄んだ音がする不思議な石、
地元ではカンカン石と呼ばれ癒しのグッズとして注目されています。
△△△△△△△△△△△
■街角から畦道から
もう一度、青森へのお誘い
工藤義雄((株)まちむら取締役企画部長)
新年おめでとうございます。いよいよ「スローライフ・フォーラムin青森」。
これからの青森市、雪が降ればさほど寒さが身に沁みるとは思いませんが、風
が吹けば、流石に寒さが身に応えます。東京から、なりふりかまわず?身支度
(帽子、長靴、厚手のコート、カイロ)してください。新青森駅を降りられ、
青森駅行きの列車に乗り換えられる際、早速雪国の洗礼を受けるでしょう。
青森人は、お酒を飲まないときは無口です。飲んだら人を制しても?機関銃の
ように喋くります。分かったふりしてうなずくと怒る人もいますので、ご注意
ください。分かるまで聞き返してください。そうしますと「この人、良い人だ」
と理解、歓迎してくれます。どうぞ青森市を満喫ください。ゆめゆめお風邪を
召されませぬよう、そしてお土産にお風邪をお持ち帰られませんように。
高齢者の会話をお聞きください、きっと、耳に心地良いフランス語に聞こえる
でしょう。 へば。(では、さようなら)これで通じます、使ってください。
そうすれば、きっとあなたも青森人になれるかも。
================= PR =====
米粉のまち・胎内市から・・・
土日限定で「胎内スキー場」の胎内ロッジ2Fのバルコニー出口前で米粉パン
を販売中です!スキー場で焼きたて米粉パンをで食べることができるなんて、
と大好評です。http://tainai-komeko.blogto.jp/archives/36266465.html
=======
■まち・むらニュース
・東京都 朝日カルチャーセンター講座で「未来への決断」
スローライフ学会学長・神野直彦先生の講座が開催される。日本も世界もこの
1年間のトップニュースは、異常気象などの自然界の出来事。人間の自然環境
破壊に起因している。我々が直面している危機を理解し、「未来へのヴィジョ
ン」を構想していく。
タイトル:「未来への決断―経済を基軸に世界と日本の危機を読み解く」
講師:神野直彦(東京大学名誉教授)
日時:1月18日(土) 10:00~15:00(12:00~13:00は昼休み)
会場:新宿住友ビル7階(新宿駅西口)
受講料:朝日カルチャーセンター非会員7″140円(会員は5880円)
申込み:朝日カルチャーセンター新宿 電話03-3344-1945
http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=229075&userflg=0
・愛媛県 「うまいもん市 in あいなん2014」を開く
海のミルクとも称される愛南町の冬の味覚「かき」をPRするため、昨年に引
き続き「うまいもん市」を開催。かき食べ放題コーナーでは焼き、蒸し、かき
飯が時間制で。ほかに、かき鍋の無料サービス、海山の特産物販売も。
日時:2月2日(日) 9:30~15:00(小雨決行・荒天中止)
会場:南レクロッジ前(JR予讃線宇和島駅、ホテルサンパール横)
参加費:かき食べ放題コーナー 2000円(小学生は1500円)
主催:愛南町観光協会 問合せ:愛南町観光協会 電話0895-73-0444
http://www.town.ainan.ehime.jp/news/detail.html?gmenu=2&lmenu=1&new_rec=2944
コラム<象さんの散歩> 「東京にスローライフを」
~~~
東京都知事選挙の候補者選びは、今回も後出しジャンケンごっこと揶揄され
ていたが、細川護煕元首相が最後に名乗りをあげた形で最終段階へ・・。
「細川立候補」は、戦後地方政治史、いや政治史上でも最大級のニュースと
いっていい。総理大臣経験者が地方自治体の長を目指す、驚きだけではなく、
「原発」という、国の政冶の、また3・11後は国の運命を問う最高の課題を争
うのだから。私は、細川さんの「脱原発」の思いを是としたい。
だが、彼と朝日新聞政治部時代に知り合い、熊本県知事時代からときどきの
地方政治について話し合ってきた私には、それだけでは物足りない。東京都政
で、東京五輪だけでない、逆に、ゆったり、ゆたかな政策を見たい。
1967年、美濃部亮吉氏が都知事選を争ったスローガンは「東京に青空を」。
私は、選挙を取材、あと東京都政を担当したが、強い美濃部旋風を見届けた。
それまで都政が新聞記事になるのは汚職か争議か、といわれたものだが、老人
医療無料化、公営ギャンブル廃止、朝鮮大学校の認可などを政府に抗して実現、
道路、空港などへの投資は抑制して「青空」の意味をはっきりさせた。
都政の現況は、石原―猪瀬の流れで、「大きく強く速く」のファストな政治
が続いた。いま、スローライフ都政が求められている・・。 ∨ 川島正英 ∧
コラム 野口智子<スローライフ曼荼羅>
~~~ ない・ない・ない
私は、20年位前から年賀状を出さなくなりました。なので、この場を借りてご
挨拶。皆さま今年もよろしくお願いします。さて、この無礼な私でも、年頭に
当たり、いくつか考えることがありました。実は大風邪を引いて寝込み、食べ
ない、人に会わない、何もしない、お正月だったのです。でもなんだかそれが
気持ちよくて、今年はその「3ない運動」を自分に課するつもりです。
http://noguchi-tomoko.com/modules/yutoriaruki/details.php?blog_id=242
==== PR ====
「日光『食』の研究所」から・・・
お正月に疲れた胃にやさしい「豆腐のおとし焼き」はいかがでしょう。お豆腐、
レンコン、鶏肉で作る、簡単でさらっとおいしくヘルシーな一品です。
http://nikkokekko.blog121.fc2.com/blog-entry-269.html
=======
■編集室便り
□「青森フォーラム」
北海道、富山県、静岡県、兵庫県淡路島、岡山県・・各地から「スローライフ・
フォーラムin青森」への参加申し込みが届いています。
1月25日・26日は青森市でお会いしましょう。
日時 :2014年1月25日(土)・26日(日)
テーマ:「地域資源-雪・祭り・方言」

<25日>「オープニングセレモニー」14時00~15時00分
会場:アウガ5F「男女共同参画プラザ」
オープニング・トーク:伊奈かっぺい
「分科会」15時30分~18時00分、
会場:ねぶたの家「ワ・ラッセ」
・「雪」分科会
コーディネーター:坪井ゆづる(朝日新聞東北復興取材センター長)
・「祭り」分科会
コーディネーター:丸岡一直(社会福祉法人二ツ井ふくし会理事長)
・「方言」分科会
コーディネーター:篠田伸夫(認定NPO法人救急ヘリ病院
ネットワーク理事長)
「交流会」18時30分~20時30分、会場「八甲田丸」
<26日>「全体会」9時30分~12時30分
歓迎のことば 実行委員長 鹿内 博(青森市長)
・基調講演 神野直彦 (東京大学名誉教授)
「スノーライフ・スローライフ」
・シンポジウム
コーディネーター:増田寛也(野村総合研究所顧問)
パネリスト:鹿内 博(青森市長)
神崎宣武(民俗学者・旅の文化研究所所長)
早野 透(桜美林大学教授)
野口智子(ゆとり研究所所長)
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.slowlife-japan.jp/modules/katudou/details.php?blog_id=195
□昨年、奈良県川上村で開催した「スローライフ・フォーラムin水源地のむら」
のご報告を少しずつホームページに掲載しています。ご覧ください。
奈良・川上村フォーラム報告(1)「視察」
http://www.slowlife-japan.jp/modules/katudou/details.php?blog_id=196
奈良・川上村フォーラム報告(2)「交流会」
http://www.slowlife-japan.jp/modules/katudou/details.php?blog_id=197
奈良・川上村フォーラム報告(3)「プロジェクト発表」
http://www.slowlife-japan.jp/modules/katudou/details.php?blog_id=198

□スローライフ版・IT塾 ——————————————–
Q:パソコンを新しく買い換えました。それまで使っていたパソコンに入って
いるデータは新しいパソコンに移行できますか? <編集部・野口智子>

A:皆さんが古いパソコンで作ったデータを保存しているフォルダ(自動的に
保存する場合はマイドキュメントに入っていることが多い)の中身を新しいパ
ソコンに移せば使えるようになります。ソフトによっては、まれに別の場所に
保存されることもあるので、買い替えたあとも1~2ヶ月程度は古いパソコン
も手元に置いておくようにしましょう。厄介なのはメールの引き継ぎです。新
しく使うメールソフトによっては、古いメールソフトのデータを簡単に移行で
きないこともあり、少々知識が必要だったりします。
==== PR ====
クオリティライフから・・・
「ナチュラルフードインストラクター講座説明会」を開催。半年間を通した玄
米菜食の資格取得コースのご案内です。1月16日(木)・18日(土)16:00~17:00
の説明会にどうぞ。詳細はこちらから → http://tabegoto.jp/inst_pre/
=======
■私たちはいつもスローライフの動きを応援しています。
鹿児島県
http://www.pref.kagoshima.jp/pr/koryu/index.html
岩手県遠野市
http://www.city.tono.iwate.jp/
日本テレネット株式会社
http://www.nippon-tele.net/
クオリティ株式会社
http://www.quality.co.jp/
アース・デザイン・インターナショナル(edi)株式会社
http://www.edi.ne.jp/
株式会社サンクス・ツー
http://www.thanks2.jp/
=======
最後までお読みくださって、ありがとうございました。
このメールマガジン、あるいは当団体へのご意見、ご質問はこちらへ

このメールは毎週火曜日の発行です。NPOスローライフ・ジャパンとの
ご縁を頼りにお送りしています。初めて受信される方も含めて、
お気軽にお付き合いください。
今後、このメールマガジンの送信が不要という場合、あるいはメール
アドレスの変更をご希望される場合もこちらへご連絡ください。

この「週刊スローライフ瓦版」、バックナンバーをアップしています。
まだご覧になっていない方、こちらからご覧ください。
http://www.slowlife-japan.jp/modules/mailmagazine/details.php?blog_id=2
=======
Copyright(C) NPO法人スローライフ・ジャパン スローライフ学会
〒160-0002
東京都新宿区坂町21 リカビル301
TEL 03-5312-4141 FAX 03-5312-4554
http://www.slowlife-japan.jp/74″