参院選挙が終わった。でも、東京では、すぐに都知事選挙へ。増田寛也さんが
立候補されます。わが学会で、初代・筑紫哲也のあと会長に、NPOも理事に。
これまで「東京も、ふるさとも」とスローライフを唱えてきた増田さんです。
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コラム<火曜日の鐘> 早野透(桜美林大学名誉教授)
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東京エゴはストップ!
おいおい、どうなっているんだい、昨今、田中角栄ブームだそうである。か
つて政治記者として角栄さんを担当、そのときは金権政治の非難ばかり浴びて
いたのに、と世の移り行きに驚くばかりである。
本棚から、角栄さんの著書「日本列島改造論」をひっぱりだしてページをめ
くってみる。
「人口と産業の大都市集中は、繁栄の原動力となったが、同時に地方から若
者の姿を消し、いなかに年寄りと重労働に苦しむ主婦を取り残す結果となった」
だから、巨大都市から地方に人とカネを逆流させる地方分散を推進すると角
栄さんは言うのだが、ちょっと待ってくれ、この本、ほぼ半世紀前に出たのに、
いまの日本の課題を書いているみたいじゃないか。
ぼくたちスローライフの仲間である増田寛也さんが東京都知事に推されてい
るけど、増田さんは東京と地方の格差に心痛めている人である。
東京エゴはストップ! それが半世紀変わらぬ、東京の根本問題なのである。
学会コラム<緑と絆の木陰> 中村桂子(JT生命誌研究館館長)
できることなら逃げだしたい
英国のEU離脱が、賢い判断であったか否かについてはよくわかりません。
ただ現在、普通の人(もちろん私も含めて)が抑圧された感じで、のびのびと
生活を楽しめない気分になっていることは事実です。普通に暮らすために自分
で小さな努力をしても、それがよりよい暮らしにつながらない。どこかにある
大きな権力とお金がそんなものとは無関係な私の日常をも揺るがすのです。
グローバルとかEUとかいうといかにも広がりのある大きさを意味し、そこ
から離れるなんて内向きのエゴだと言われますが、それらが権力争い、お金争
いの場でしかない・・・皆が一緒になってよい社会をつくりましょうという話
ではないと思えることも事実です。
もちろん地球を意識するという意味でのグローバル時代はあたりまえ、自分
だけ、自国だけはもうありません。でも小さな場を基盤にした、しっかりした
日常あっての地球意識です。
英国離脱の結果が出た途端に起きたのが株のパニック売り、株安、為替の変
動・・・どなたがなさっているのかは知りませんが、こんな社会からはできる
ことなら離れたいと思います。地道に暮らす人々の生活などどこにも見えて来
ない動きの中で、離脱はバカなことと言いつのる人たちに動かされている今の
社会から逃げ出したい気持です。
どこに逃げたらよいのかわかりませんが。
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【逸村逸品】ひとこと紹介 ? http://www.facebook.com/slowlifej
徳島県つるぎ町「すなじきんとき」。昔ながらの砂地で栽培した鳴門金時(す
なじきんとき)を秘伝の蜜に漬け、乾燥させて直火であぶったおいもさんです。
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■街角から畦道から
竹内 義昭 カズコさん(70)
特養でも七夕の行事があって、各フロアに笹の枝を置いて入所者の願い事を書
いた赤や黄色の短冊が飾られている。字を書ける人が少ないからか笹の大きさ
の割に短冊は数枚しかなく、少々寂しい。
カズコさんのいる1階の通路にも、数枚の短冊が下がっている。「耳騒しい世
相にありて 過す余生に安寧を」というしっかりしたものもある。ほかには、
「げんきでいられますように」「風邪が治りますように」など。「みんなが笑
顔でいられますように」とあるのは職員だろう。
さてカズコさん。「おいしいもの たべたい かずこ」と書いていた。大事な
願い事ですね、と担当者。恥ずかしいが、書けただけで良しとしよう。
■まち・むらニュース
・鹿児島市 六月燈
鹿児島の夏の風物詩「六月燈」。地元では「ロッガドー」の呼び名で親しまれ
ている。県内各地で行なわれるが、照国神社が最大で、境内には色鮮やかな絵
が描かれた多くの灯籠が奉納され、たくさんの夜店が立ち並んでにぎわう。
開催日:7月15日(金)16日(土)
場所:照国神社(照国町19-35 JR鹿児島中央駅より徒歩20分)
問合せ:099-222-1820 http://www.terukunijinja.jp/
http://www.kagoshima-kankou.com/guide/special/007/
・神奈川県横浜市 世界鉄道博2016
鉄道模型の製作と収集で世界的に著名な原信太郎氏が、生涯をかけて取集した
貴重な車両の模型、約1000車両が展示される。ほかに日本最大級の巨大鉄道
ジオラマ、子どもたちが楽しめる鉄道ワンダーランドなど、夢の鉄道ワールド
が展開される。
会期日時:7月16日(土)?9月11日(日)10時?16時30分
会場:パシフィコ横浜展示ホールA 入場料:大人1500円、子ども800円
主催:読売新聞、BS日テレ
問合せ:03-5777-8600 http://event.yomiuri.co.jp/train2016/
コラム<象さんの散歩> 続・発揚なき参院選挙
参院選挙は幕を閉じた。先々週のこの欄で、発揚なき参院選挙を書き、その
争点は「アベノミクス」の是非を問う形の中で、消費増税の延期が問われない
やりとりでは自民・公明党の過半数は動かないだろう、と。また「憲法」では、
自民・公明など改憲勢力が非改選を含め三分の二を超えるか。阻止への野党の
戦意も戦略も弱い、とも書いた。発揚なし。結果は、そこへ落ち着いた。
選挙の最終盤、久しぶりに家族3人で瀬戸内海の直島へ美術館巡りの旅に出
かけた。日程のやりくりで、夏の瀬戸内国際芸術祭の期間からずれたが、家族
の念願を果たした。直島ルネッサンスである。古い歴史の中の暮らしを、樹木、
石、鉄、ガラス、そして水と空で活かした安藤忠雄さんたち芸術家がすばらし
い。宿泊したベネッセ・ハウスはじめ島すべて美術作品なのである。
翌日の琴平町のこんぴらさん、金毘羅大芝居の金丸座も味わい深かった。
旅に出たのは、七夕の朝。たなばたさんには、毎年、近くの藪から笹を伐り
だしてきて、妻・宏子がマンションのフロントに飾り、短冊を用意しておく。
ことしも笹を立てて出かけた。帰ると・・成績UP、家族元気で、さかだちが
上手に、浦和レッズ年間優勝、無くなれテロ。さまざまな吊るし書き。
私も出かける前に書いていた。「七夕さん 楽しく」「選挙の月、天の川に
祈る」「元気よく、あいさつ」など。直島の旅は、まさに思いをとげた楽しさ。
参院選挙は天の川に祈ったのだが、発揚は見られずして・・ ∨ 川島正英 ∧
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真夏でも涼しいパワースポットとしても知られる玉置神社、訪れるには玉置山
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コラム 野口智子<スローライフ曼荼羅> 楽しい仏壇通り
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長野県飯山市の市街には、仏壇屋さんが並ぶ通りがあります。先日はにぎやか
なお祭りが行われていました。その山側には寺通り。仏壇と寺、楽しさとは無
縁に思えるのですが、木彫・蒔絵の体験、刃物研ぎ、仏壇屋さんのお話など。
仏壇に関する技術や知識は実におもしろい。流しそうめんや五平餅、笹餅も楽
しめます。この通りはもっともっと楽しい通りにできる!と確信できました。
http://noguchi-tomoko.com/modules/yutoriaruki/details.php?blog_id=371
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奈良県
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雲仙市
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出雲市
http://www.city.izumo.shimane.jp/www/toppage/0000000000000/APM03000.html
日本テレネット 株式会社
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クオリティ株式会社
http://www.quality.co.jp/
アース・デザイン・インターナショナル(edi)株式会社
http://www.edi.ne.jp/
株式会社サンクス・ツー
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