この夏誕生「越谷本藍染 スローライフ手ぬぐい」。涼しい水色、今が旬。

新旧の顔を持つ、埼玉県越谷市。

埼玉県南東部の中核都市・越谷(こしがや)は人口約34万人。かつては日光街道の宿場町であった面影を残しながら、東京のベッドタウンとして都市化が進んできました。巨大なショッピングセンター(写真上右)が賑わう一方、徳川家康などゆかりの名刹も残ります。(写真下左は天嶽寺、右は大聖寺境内の観光客に人気の団子)

埼玉県は全国的に日照時間が長く、その昔は日光を好む「綿」栽培が盛んでした。また越谷市は水郷のまち。元荒川、古利根川、新方川、中川、綾瀬川、5本の一級河川が流れ、大量の水が必要な「藍染め」も行われていました。ただ、都市化のなかでいつしか「綿」と「藍染め」の技術・文化は廃れていったのです。

 

岩井さんと小松崎さんが手ぬぐい作り

この藍の文化を再び!と、様々な動きがあります。その一人が「越谷藍工房岩井」の代表・岩井とし子さん。藍を栽培し、本藍染にこだわり、さらには藍に縁のない方々に体験もしてもらうという活動を始めています。「ふしぎぽっけ」という藍染文化の伝承・再興を目指すグループもこの工房から生まれています。最近は若いデザイナーや、男性たちも藍の魅力に集まるようになりました。(藍染体験のお問い合わせは電話090-6948-2523岩井まで)

このたび「スローライフ越谷」代表・小松崎いずみさんが、たまたま静岡県掛川市で、昔作られた、スローライフの文字入りの手ぬぐいに出会い、この手ぬぐいを越谷藍で作ろうと、岩井さんに話を持ちかけました。今年5月のことです。「越谷本藍染 スローライフ手ぬぐい」を作ろう!と燃えたお二人。さまざまな方の手助けで、ようやくこの7月末に出来上がりました。(写真上左・岩井さん、右・小松崎さん)

越谷本藍染が出来るまで

軽トラック1台分の「蓼藍(たであい)」の生葉は、乾かすと米袋4つ分にしかなりません。ビニールハウスで「すくも」を作ります。干した藍に水をかけ、発酵させます。発酵熱で70℃にも、手袋をしていても熱いくらいです。そして・・・半年。できた「すくも」がこちら。(写真上右)「すくも」から「染液」(写真下左)を作ります。「藍をたてる」といいます。この液に何度も布を浸けて染めます。回数や藍のたち方によって色が変わります。

Slow lifeの文字をいれて

これからの暮らしのスローガン「スローライフ」の文字を、2種類入れて染めました。あえて濃い藍色にはせずに、やさしいさわやかな水色にしてあります。この文字は、日本のスローライフ運動を始めた筑紫哲也さんが書き残したものです。藍はいきもの。毎日、色が違うだから、可愛がれば可愛がるほどあじが出る。本藍染のあと、水で洗うと綺麗な水色に変化します。

和に洋に、お家で外で。多様に活躍。

お稽古・ハイキング、畑仕事に。野菜を包む、ボトルを包む。ちょっとした心遣いが、夏の暑さをやわらげます。

 

手ぬぐいは・・・かさばらない、すぐ乾く、綿でやさしい、丈夫で長持ち。
本藍染は・・・日本古来の色、伝統文化、品があってカジュアル、消臭・抗菌・防虫効果もあるといわれます。

 

スローライフをあなたに

渋沢栄一の力強い生き方の原点は、生家が扱っていた藍にあるのではないでしょうか。愛でるほどに良い色を出す、藍パワー。この埼玉県郷土の文化に注目した越谷発・全国初の「スローライフ手ぬぐい」です。いつもスローライフの文字を身近に、額にいれて飾ってもきれいです。

「文字・大」と「文字・小」の個包装2本組 5500円(税込み)です。

どちらかの個包装1本 3300円(税込み)です。

*下記額装写真をご参考にお決めください。

*ギフト包装でお届けいたします。レターパックでお送りする送料(370円)は別となります。なかに請求書をお入れいたします、お振込み手数料はご負担いただきたく、よろしくお願いたします。ほかのイーコマースなどのように、翌日到着という段取りにはできません。お申込みになられましたら、どうぞ、ゆっくりとお待ちください。メールでお申し込みください。

*売りあげの一部はスローライフ運動に充てさせていただきます。

■申込みはメールで:スローライフ・ジャパンまで slowlifej@nifty.com
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