埼玉県秩父市「ハタオトハンカチ」。銘仙の技法を生かしたハンカチです。

 

逸村逸品の紹介でい逸村逸品の紹介です。埼玉県秩父市「ハタオトハンカチ」。

“ほぐし織り”といわれる秩父銘仙につかわれている技法を活かしたハンカチです。綿と麻の混紡で、吸水性や速乾性も高く、ハンカチの機能性としては抜群。夏にバッグにしのばせるにはうってつけです。使うほどにシャリ感とふっくら感が増して風合いが良くなってきます。

秩父地方は、銘仙(先染めの平織りの織物)の産地として知られますが、その銘仙を代表する柄が「ほぐし織」という技法でのものです。大柄で大胆、優しく柔らか、深みのある色調、という印象の柄は、このほぐし織の技法だからこそ。その手法を使ってつくられたハンカチのサイズは48cm×48cmと大判サイズなので、お弁当を包んだり、ナプキンやフキンとしても重宝です。

大正から昭和にかけて一世を風靡した「秩父銘仙」ですが、機械化が困難とのこともあって大量生産が難しく、珍しいものになってしまっています。その唯一無二の技法「ほぐし織り」を現代にカジュアルに伝えていこう、という発想から生まれたのがこのハンカチ。「ハタオト」の名前は「機音」からとのことです。

価格:1,650円

製造・販売・問合せ:新啓織物 TEL0494-22-3140 秩父市中宮地町37-9

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