瓦版2018.3.27 第406号

2017年度最終号の瓦版です。今年度末までに、と瓦版の読者の皆さんにお願い
していたNPO・学会への寄付、ご協力ありがとうございました。でも目標額
になお届かず。「編集室便り」をご覧いただき年度が改まってもよろしく・・

 

コラム<火曜日の鐘> 早野透(桜美林大学名誉教授)

 

お墓参りにふと思う

 

春のお彼岸の3月21日、おやじとおふくろのお墓参りにでかけた。小田原市
といっても合併前は、足柄下郡下中村小船。山ふところの何軒かの集落、たん
ぼと畑、ここがおやじの出身地である。
父母は東京にでてきて人生を送り、ぼくも東京育ちだった。でも、こどもの
ころ、夏休みはこの下中村で過ごし、野菜の収穫を手伝ったり川の魚を追いか
けたりした。父母が永眠するのは、このふるさと以外にないと、ぼくは二人の
墓石をここに建てた。
墓地の草むしりをして、お墓に水をかけて洗う。近くの本家には、83歳のい
とこが一人住まい、奥さんは施設に入っている。むかしと変わらぬ風景のふる
さとを守ってくれていること、東京暮らしのぼくらにとっては、最後の心のよ
りどころである。
スローライフのこころは、こんなふるさとへの思いとも重なっているのでは
ないか。

 

学会コラム<緑と絆の木陰> 増田寛也(野村総合研究所顧問)

 

3月は別れと旅立ちの時

20年ほど前、中国・敦煌を訪れた時に、折角だからと郊外にある陽関(敦煌
の西南にあたり、西域との境界に位置する)の関所を案内してもらったことが
ある。車で小一時間ほど走ると荒涼たる原野に朽果てた関所跡がポツンと認め
られ、「ああ、これが陽関の跡か」と、しばし感慨にふけった。唐代の詩人・
王維による送別の名詩を習ったのは、確か高校の漢文の授業だった。
渭城の朝雨 軽塵(けいじん)を浥(うるお)し
客舎 青青 柳色新なり
君に勧む 更に尽くせ 一杯の酒
西のかた陽関を出づれば 故人無からん
七言絶句の前半二句は、友人が旅立つ朝、春雨に濡れた宿の情景を静かに歌
い、後半二句は、「さあ、もう一杯飲みほしたまえ。これから西へ向かい、陽
関を出たなら、もう親しい友人もいないのだから」と、出発の時が迫りこみあ
げる惜別の情を歌う。
他はほとんど忘れてしまったが、何故かこの詩だけは今でもスラスラと暗誦
することができる。1300年前に辺境の役所に赴任する友人を前にして、送る側
も生涯の別れを覚悟したのだろう。
毎年3月になると決まってこの詩を思い出す。今年も各地でどんな別れがあ
ったのだろうか。別れは出会いの第一歩。新たな前途洋々たる旅立ちになるこ
とを期待したい。

 

▽▽▽▽▽▽▽▽

 

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福岡県糸島市「どらきんぐ生」。苺入りのどら焼き。糸島産「あまおう苺」が
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■街角から畦道から

 

竹内 義昭 カズコさん(154)

 

アルツハイマー型認知症で要介護5と認定されているカズコさんは、健康長寿
と言えない。ただし介護を受けながらとはいえ、95歳まで生きてきたのだから
あっぱれ、と思う。

 

なにより感心するのは、生まれてこの方認知症以外に大きな病気をしたことが
ないことだ。食堂のお仲間のほとんどが、食事のたびに幾種類もの薬を飲まさ
れているが、カズコさんの場合は朝食時に骨粗しょう症予防の薬だけ。私など
は毎食後に4種類以上を服用しているというのに。

 

年齢からしてカルシウム不足は病気とは言えないだろう。子供2人を育てつつ
戦時中、また終戦後の食糧難を生き抜いた底力が、病知らずにつながったに違
いない。

 

■まち・むらニュース

 

・長野県飯山市 第38回飯山市民芸術祭

 

市民の創造する力を未来へ!ホール舞台での発表は合唱、演奏、ダンス、朗読
など27団体が参加。それにさきがけて14日(土)、15日(日)には美術館や
公民館で絵画、ちぎり絵、写真、書、パッチワークなどの展示がある。
開催日:4月22日(日)9時30分 会場:飯山市文化交流館「なちゅら」
主催:飯山市、飯山市教育委員会、飯山市芸術文化協会
問合せ:市民芸術祭事務局 TEL0269-67-0311
http://iiyama-natura.jp/ja/calendar/?mc_id=197

 

・鳥取県浜田市 遊べる木のおもちゃ展

 

日本製のみならず、海外の木のおもちゃも集合して展示。積んだり転がしたり
回したり…、とどれも遊び方に広がりがあるものが取り上げられている。木の
温もりを感じながら木のおもちゃの魅力が存分に楽しめる。
開催日:5月27日(日)9:30?17:00
会場・問合せ:浜田市世界こども美術館 TEL0855-23-8451
観覧料:一般400円、高校・大学生300円、小・中学生200円
主催:浜田市、浜田市教育委員会、他
http://www.hamada-kodomo-art.com/exhibition/

 

コラム<象さんの散歩>

 

お花見に恵まれて

 

先週末はすばらしいお花見日和。しかも、東京は歩調を合わせて桜の開花
となった。さらに幸運にも、わが家のお花見カレンダーともぴったり。
土曜日は、観光バスに乗った。皇居の中の坂下門?乾門の桜見物、都心の
桜名所巡り、目黒川クルーズ、三つを組み込んだバス・ツアーを申し込んで
いた。初めて皇居の中の桜を見た。北の丸でおにぎり弁当。バスで千鳥ヶ淵、
靖国神社、四谷、外務省など霞が関・・。いまや人気沸騰の目黒川の桜を船
から。東京タワーで解散となったから増上寺のも。すべて満開の桜。
日曜日は、近年は敬遠気味の上野公園の桜を。東京文化会館での小澤征爾
音楽塾オペラ・プロジェクト歌劇の席を息子・英樹がとってくれて出かけた
のだ。会場への出入りは満開の桜とぎっしり埋まった人群れの中を歩いた。
帰路、提灯が雑踏をともす桜見は敬遠、アークヒルズ横の桜坂へ回り道した。
ここは、東京でお気に入りの桜の道。街並み、人並みがいい。
有名な花見どころを短期集中で駆け回ることが出来た。しかも満開。堪能。
妻・宏子も「長い人生、こんなに多彩な桜を楽しんだ春はないわね」と。
後期高齢者には「花より散歩」かも。二日間で3万歩・・<川島正英>

 

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「奈良県十津川村」から・・
「谷瀬の吊り橋」からすぐの畑に、1500本のチューリップが咲き始めました。
寄付された球根を集落の人が植えたもの。手作りベンチに案山子も。桜も見頃、
ご家族連れで吊り橋とお花見ハイキングにどうぞ。
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コラム 野口智子<スローライフ曼荼羅> ワークショップ38回

 

2014年から続いていた和歌山県紀の川市でのワークショップが終わりました。
果物産地でフルーツをテーマに交流を起こし、紀の川市ファンを増やすための
動き。市役所担当によると、38回で約190名、延べ約1200人の参加だそうです。
最終回に、写真で振り返りました。市民が初回に出したアイディアを、4年半
で市民の手で着実に実現してきたことがわかります。ご苦労様!
http://noguchi-tomoko.com/modules/yutoriaruki/details.php?blog_id=458

 

■編集室便り

 

?わがNPO・学会の活動費について
皆さんからの寄付をお願いしています?

 

スローライフ運動を応援いただける皆様へ、
「スローライフ学会」(年会費5000円)の会員になっていただくことを
お願いしてまいりましたが、さらに活動への寄付をお願いいたします。

 

下記より申込書をプリントし、FAXかメールでお送りいただくとともに、
4月末までにご送金ください。

 

・スローライフ運動への寄付 個人用申込書(一口1万円)
https://www.slowlife-japan.jp/wp-content/uploads/2018/03/1781.pdf
・スローライフ運動への寄付 法人用申込書(一口10万円)
https://www.slowlife-japan.jp/wp-content/uploads/2018/03/1780.pdf

 

申込書の送付先
FAX 03-5312-4554
E-Mail slowlifej@nifty.co

 

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■私たちはいつもスローライフの動きを応援しています。

 

岩手県遠野市
http://www.city.tono.iwate.jp/
和歌山県紀の川市
http://www.city.kinokawa.lg.jp/
奈良県吉野郡十津川村
http://www.vill.totsukawa.lg.jp/www/toppage/0000000000000/APM03000.html
奈良県
http://www.pref.nara.jp/
雲仙市
https://www.city.unzen.nagasaki.jp/
飯山市
http://www.city.iiyama.nagano.jp/
出雲市
http://www.city.izumo.shimane.jp/www/toppage/0000000000000/APM03000.html
日本テレネット株式会社
http://www.nippon-tele.net/
クオリティ株式会社
http://www.quality.co.jp/
アース・デザイン・インターナショナル(edi)株式会社
http://www.edi.ne.jp/
株式会社サンクス・ツー
http://www.thanks2.jp/

 

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