瓦版2024.4.23第709号 神野直彦さんら12人のコラム掲載

スローライフ瓦版 (2024.4.23 第709号)
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発行:スローライフの会
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 ことしも山菜のおいしい季節になりました。フキノトウは天ぷらにして良し、ペースト状にしてパスタに和えるのも良し。さわやかなエグみ、ほろ苦さが口いっぱいに広がれば、まさに「春の贅沢」です。アサツキはお浸しに、セリは細かく刻んで薬味に。ノカンゾウ、葉ワサビ、ウドときたら、やっぱり次は王様のタラの芽でしょうか。あぁー、待ち遠しい。

↑「農楽里ファーム」(長野市)のホームページから。

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ご感想を下記にお寄せください。
slowlifej@nifty.com

■コラム 緑と絆の木陰

「時」の急ぎ
神野直彦(東京大学名誉教授 スローライフの会顧問)

 「時」は急いでいる。
 今年の軽井沢は、未だ冬である。小諸の懐古園の桜が満開になったと伝えられているけれども、軽井沢の桜は少しずつ咲き始めたという程度である。「時」はゆっくりと流れているように思われる。
 しかし、今年の軽井沢は、既に夏である。桜の花が散ってから満開になる「町の花」、ヤマボウシの白き花が満開となっているからである。それもそのはずで、長野は25℃を越え、30℃に迫ろうとする夏日になっている。冬が終ろうとすると、夏が足早にやってきて、「時」は間違いなく急いでいる。
 急ぐ「時」に、鳥たちも驚いたに違いない。文字どおり「枯木に花」となっている緑なき森に春鳥どころか夏鳥も一斉にやってきて、私の山荘の森は鳥たちの森となってしまった。しかし、そうした森の賑わいは、生命の終末を告げるようでもある。妻は「今年は虫がいないわ」と悲しげに呟く。美しき蝶の舞が見られないというよりも、生命の媒介者である虫たちの激減が、言い知れぬ生命存続への不安を掻き立てるからである。
 軽井沢は今、建築ラッシュである。都心の住宅価格の高騰に加え、テレ・ワークが急速に広まったために、住宅を求める人たちが殺到したためだといわれている。平地林はたちまち宅地として分譲されていく。そのため私の山荘の森にも、鳥たちが集まり、虫たちは姿を消していく。
 「時」は急ぐ。人間とは自分の絶滅を自分で知りながら、敢えて絶滅を引き起こそうとする唯一の生物といわれる。その絶滅への「時」を急ぐかのように、人間が「時」を急がせているのである。

 

■あっちこっちで多事争論 (会員投稿)

大人気! かざまちおまかせ定食&お総菜 (上)
西川展子(和歌山県海南市 げんき大崎理事)

 私の住む大崎地区は、海辺の小さな風待ち港。普段は人通りもまばらでとても静かですが、「げんき大崎館かざまち」の朝市が開催される土曜日は、地域に少し活気が戻ります。朝獲れたて、まだピョンピョン跳ねている磯魚や、ピカピカ光るアジなどの新鮮なお魚販売に加え、そのお魚を選んでお好みの調理方法で食べられるランチが最近人気急上昇中です。
 この冬は「寒グレ」といわれる脂がのった美味しい「メジナ」、また「メバル」や「ガシラ(カサゴ)」をお刺身や煮付けにと、たくさんのお客様に喜んでいただきました。
この地域では、煮魚はお醤油と水をメインにお酒、味醂を合わせる味付けが主流。薬味も使わず、魚も下ゆでしたりせず、たっぷりの煮汁を一沸かしして、さっと煮付けます。シンプルですが、新鮮な魚の旨みがそのまま味わえる食べ方です。
 この煮汁がまた良い仕事をします。たとえば、ひじきなどの煮物の隠し味になります。また、食べ終わった煮魚のお皿に熱湯をかけ、骨を洗って身と汁を煮汁のスープのように食べたりもします。「ほねちゃ」「医者倒し」といわれる食べ方で、骨だけのお客様のお皿をみると、すごく嬉しく、「綺麗に食べてくれてありがとうございます」とつい言葉がでます。地元で獲れる魚をとことん味わってもらえる機会を地域で提供できるって、いいなあと思う瞬間です。(続く)

老いとは厄介なものです (下)
竹内義昭(神奈川県平塚市 スローライフの会会員)

 昨秋から年末にかけた3か月間に4回も転倒を経験したことで、外出には杖を手放せなくなった。年が改まっても困難が続いている。まず、1月上旬にコロナにかかってしまい、隔離生活に。のどの痛みや発熱などの症状がなかったのは、それまで受けた6回のワクチンのおかげか。それでも、透析を受けている病院ではベッドをビニールシートで厳重に囲んだ隔離病室に収容されてしまった。昨年末に院内で発生したクラスターに巻き込まれたらしい。
 さらに、1月下旬に虎ノ門病院で膀胱がんの手術で8日間の入院。これは2か月前から予定されていたこと。ただ、 全身麻酔だったこともあって入院中はベッドから出してもらえず、体重が3.5キロも減少した。医師によると、高齢だから回復には数か月はかかるという。退院後は従来の週3回の透析に週1回の整形外科クリニック通院が加わり、スケジュール表がほぼ埋まってしまった。寝たきりになっていないのが救い。ジタバタしても始まらないと覚悟している。

忘れてはいけない日米地位協定
太田民夫(神奈川県、スローライフの会会員)

 「自衛隊と在日米軍の連携強化に向け指揮・統制枠組みの見直しで一致」(2024.4.10日米首脳共同声明)。岸田首相が訪米、日米首脳会談が行われ、自衛隊と米軍の一体化が一歩進められることになった。
 このニュースを聞いて真っ先に思い起こしたのが「日米地位協定」。日米安全保障条約に基づいて日米で締結されたもので、米軍の地位を保証(優遇)する代わりに「日本を守って」という位置づけである。実態はオスプレーが墜落しようが、米国兵に日本の住民が殺害されようが、日本の捜査権が十分に及ばない内容だ。
 西独(当時)やイタリアも第二次世界大戦後、協定を結んでいるが、いずれも1990年代にそれぞれ見直し、改定されている。
 沖縄県に強い見直し論があるが、日米の協定は1960年の締結以来、改定はない。米軍の事故、事件が再び起こる前に、やっておくべき重要な協定の見直しである。

坂と階段のまち、長崎〜その2
赤坂伸子(長崎市 Café+G 燈家 AKARI-ya)

 スローライフ瓦版3月26日号「坂と階段のまち、長崎」に、思いがけず4月9日号でリプをいただきました。高橋征吾さん、ありがとうございます。まさに「あっちこっちで多事争論」ですね。
 長崎出身の方には意外かもしれませんが、私の長崎に対する最初の印象はとにかく歩いている人が多いということでした。商店街や住宅地はもちろん、墓地にも路地が細かく張り巡らされていて必ず行き交う人がいます。ほぼ歩ける範囲に収まるコンパクトシティだからかもしれませんが、以前住んでいた栃木県那須地域では歩くという行為はおよそ皆無だったのでとても驚きました。
 私が暮らす自宅兼カフェは車が入れない坂と階段の途中、駐車場はありません。ほとんどのお客さまはバスか歩きで来られます。“さるく”を楽しむお客さまも多く、おすすめ“さるく”ルートを教えていただくこともしばしばです。
 日々、もっぱらトコトコ歩きます。坂を登って息切れしても、立ち止まって一息つけば港に泊まる大型客船が見えたり、道端に歴史を伝える石標を見つけたり。息切れしていたのをいっぺんに忘れてしまうような出合いがあってルンルン♪です。健康増進、気分もリフレッシュ、そんな「坂と階段のまち、長崎」を推したいのです。

自由人の不安定感と気楽さ
岩澤正明(新潟県妙高市 スローライフの会会員)

 地方公務員も定年退職年齢が65歳となった。私は、経過措置の対象で、63歳で定年退職となる。しかし、私は、この春58歳で退職した。定年延長となることは分かっていたが、今後、5年同じことを続けることができるか、と考えたとき、しんどくなった。さらに改正前の定年の年齢60歳まで2年勤めることもしんどくなった。
 年度末の一連の退職の儀式を終え、学校、職場組織などに所属しない自由人となった。社会の一員ではあるものの、無所属である。通学、通勤をしている人を見ると、居心地の悪さはあるが、同時に、気楽な身分の優越感もある。夜桜で有名な高田公園まで、平日、花見に10キロ歩いて行ってきた。途中でビールも飲んだ。
 これからは、週末に忙しくやっていた農業を生きがいにしながら、狩猟、アイスホッケー、ウォーキングを続け、健康で100歳まで生きるつもりだ。同い年で教員の妻も、この春、退職した。新たな生活を仲良く暮らしていきたいと思っている。

満開に間に合った
川島宏子(東京都中野区 スローライフ会員)

 2月末、台風のような大きく強い風。老夫婦、手をつないだまま飛ばされ、すってんころりん、3メートル。何が起きたのか一瞬呆然と...。ビルの中からたくさんの方が出てきて助けてくださいました。腰を痛めてしまいましたが、おかげさまで骨折でなく打撲。痛い痛いの一カ月でした。
 象さん(川島正英)は無傷でしたが、おろおろするばかり。庭の花をつんでテーブルに飾ってくれました。
東京で桜が満開になった4月5日の朝の第一声、「元気になってよかったね!」。
 13日遅れの東京の桜。大好きなお花見に間に合いました。
 神田川沿いの満開の桜を三本足の象さんとゆっくり愛で、あれもこれもたくさんのありがとうの一日でした。

現場に立つということ
大原興太郎(津市 三重大学名誉教授)

 16日の「さんか・さろん フクシマを見つめて」での金井紀光さんの写真と語りは改めて大事なことを思い起こさせてくれました。
 福島には震災後、確か二度行っていて、海岸通りを走り、楢葉町・富岡町などにも伺いショックを受けた記憶はあるのですが、日常に戻るとやっぱり忘れてしまっているのです。チェルノブイリ原発事故の時も支援金に協力するくらいで何もできないのですが、ロシアのウクライナ侵攻や核の脅しには呼び起こされます。
 金井さんは写真家としての興味で取り続けているのだと言われていましたが、同じことは経験できないにしてもその現場に立ち、寄り添う姿勢が無意識にも被災者の言葉を呼び出したのではないかとの気がいたします。地震大国日本に住んでいて天災は避けられないものの、想定外でしたなどと言い訳する前に可能な限り危ないものを避け、拒否するという知恵と勇気が必要なのだと改めて感じました
 それに思いを共有するには可能な限り現場に足を運ぶことの大事さを再認識しました。しかし眼の前にないとすぐに忘れがちになる人間(自分)のサガからして、日常的にはSDGsにもつながるスローな生き方の領域を少しでも広げていくことが、回り回って未来への責任に繋がらないかなと思ってみたりしています。

目からウロコ
新澤公康 (奈良県高取町 スローライフの会会員)

 16日夜の「さんか・さろん」、金井さんの写真とお話は目からウロコの機会でした。
震災、災害を報道に与えられるままに、十把一絡げで見て来た自分。例えば吉沢さんが牧場の牛を都心に連れてきて大損害の補償を求める行動なども、これまでは見えておらず、そんなことは国、東電が順序よくやってくれて、進んでいるものと思い込んでいたモノです。今にして思えば、大切なモノは、「政府」「報道」「日本人」によって見えなくされて来たんだと痛感しました。そんなフクシマに寄り添って来られた金井さんは凄いですね。誤解を恐れずお話しされたからこそ、じわじわと感じ伝わることが多かったのではと思っています。

4月の「さんか・さろん」の感想
小笠原洋子(東京都 エッセイスト)

 16日の「さろん」を拝聴し、先ず「報道の重要性」「報道写真の意味」を教えられました。戦地や被災地の写真、とくに有名写真家の写真を作品として見るたびに、被写体(とくに人物が写る)にとっては、それらがどのような感慨を抱させるものだろうと思って参りました。それを、今回はどのような立場の方々にとっても、報道写真とは、「あるべき行為」「記録され、残されるべき事実」なのだと示されたような気がします。それは私のように、テレビやラジオでしか視聴できない者にとって、とても迫真的な像を「見せつけて」いただいたお陰だと思います。
 長らく美術関係の仕事に就いてきた私にとって、どうしてもアートとして写真を見る傾向があるようですが、No.24ポートレートは、タオルをかぶった男性の顔に、災害後のすべてが刻まれているようで戦慄を覚えました。すばらしいアングルに、作者の共感性も感じ取れました。No.28、No.29の人物像も、全作品の中にポット咲いた、(せつない)花のような構成だったと思います。印象に残っているのはNo34.大野駅近くの病院の作品で、その雲の色に反映された被災地の「鏡」です。雲の上部は白ですが、下部に不気味な影が縁取られているように拝見しました。
 作品を拝見したあとのお話合いの中で、広島にお生まれになったことや静岡での体験話、また太陽光パネルやネオンサインへの疑問を介して、金井さんの人物像が浮き彫りにされ、講座に膨らみが出たことにも感謝しております。

※大野駅前、撮影・金井紀光

■スローライフ曼荼羅

メロンパンが買えない
野口智子(ゆとり研究所)

 IT弱者の友人の話。先日、渋谷でおじさんが入っても大丈夫そうなパンカフェで、ひと休憩したく「そこのメロンパン食べながらコーヒー飲めますか?」とうかがうと、「どうぞ」と。席に着いたら「まずはこちらのQRコードから登録していただいて」ときた。それで「高齢者はメロンパンも食えないのかよ、と思いながら店を出た」とのこと。う~~ん、こういうこと増えていますよね。
https://noguchi-tomoko.com/?p=10317&preview=true

■つべ小部屋

投票率で民意を測る
つぼいゆづる(スローライフ瓦版編集長)

 28日に投開票される3つの衆院補欠選挙(東京15区、島根1区、長崎3区)は、すでに自民党が2不戦敗で負け越している。それだけに自民が唯一、候補者を立てた島根の結果が岸田政権の命運を左右するとして注目される。負ければ「岸田おろし」は必至だから勝敗が焦点なのだが、もう一つ、投票率も気になるところだ。
 なぜなら、自民党の選挙プロが次のようなことを言っていたからだ。「いまは自民対野党ではなく、自民に入れたいか入れたくないか、というのが日本の選挙の基本」「無党派層が自民に来るはずがない。自民支持者をどうやって固めるのかが最大の無党派対策」「昭和の時代、衆参ダブル選で投票率を上げると自民が勝ったが、いまは違う。それは投票が政治への不平不満の表現になってきてしまったから。だから無党派層が寝たままで低い投票率の方が自民に有利なんだ」
 つまり、無党派層が動くかどうかが政治不信の大きさを測る基準で、それは投票率にあらわれるという見立てだった。
 島根1区の前回(2019年)の投票率は61%台。前々回は約59%。しかし4回前、民主党が政権を獲った2009年は76.69%あった。
もともと補欠選挙の投票率は全国どこでも低いし、09年衆院選にあった「政権交代」の機運など微塵もない今とでは単純に比べられないが、投票率が無党派層の政治への不平不満の大きさを物語るのは間違いあるまい。
 今回、保守王国といわれる島根で自民が敗れ、しかも投票率が前回の60%台を超すような展開なら、有権者の不平不満のマグマは沸々だと断言できる。でも、投票率が低迷したら、民意をどう見ればいいのか。さて、どうなりますやら。

■編集室便り

 

▽4月の「さんか・さろん」では皆でフクシマを見つめました。

 4月16日の「さろん」は写真家・金井紀光さんが、「フクシマを見つめて」をテーマに、写真作品を見ながら話されました。あらためて「フクシマ」を考える機会になりました。参加者から様々な感想があり、今回のこの「瓦版」にも寄せられています。内容の要約は、HPからどうぞ。 https://www.slowlife-japan.jp/2024/04/22/%ef%bd%93-301/

▽神野直彦先生の新著、2作ご案内。

『財政と民主主義—人類が信頼し合える社会へ』(岩波新書 新赤版)
『増補 教育再生の条件』(岩波新書)
どちらも、いつもの神野先生らしく、熱く熱く、語られています。

▽会員の方は、新年度の会費をお願いします。まだ会員でない方は、ぜひご入会を。

2024年4月から2025年3月までの会費お納めいただきたく、よろしくお願いします。なるべく4月中にお納めいただけますと助かります。まだ会員でない方は、これを機会にぜひお仲間に加わってください。
●年会費:一口 5000円(何口でも)
●「さんか・さろん」参加費:年間 3000円(年間支払いでない場合、会員は一回1000円、非会員は2000円です)
会員は「スローライフ瓦版」に投稿できるほか、「さろん」「フォーラム」などの催しに安く参加できます。
この会は皆様の会費とボランティア作業で運営しております。今後の活動に向けてぜひご協力ください。
●振込先
ゆうちょ銀行 振替口座 00190-4-595293 スローライフの会
※他金融機関からのお振込みの場合は
店名:〇一九(ゼロイチキュウ)店、預金種目:当座  口座番号:0595293、スローライフの会 まで。

▽「さんか・さろん」カリキュラムです。
 4月から来年3月までの年間カリキュラムが決まりました。毎月第3火曜日、zoomでの勉強・意見交換会。楽しみながら、参加しながら学びましょう。
※詳しくはこちらから https://www.slowlife-japan.jp/2024/03/28/%ef%bd%93-297/

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※今までこのコーナーで、応援いただいていた自治体、企業のお名前を掲げてきましたが、3月末でひと区切りとさせていただきました。ご了承ください。
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 最後までお読みくださって、ありがとうございました。このメールマガジンへのご意見、当会への連絡はこちらへお願いします。
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 このメールマガジンは毎月第2・第4火曜日に発行します。これまでのご縁を頼りにお送りしています。

 今後、このメールマガジンの送信が不要という場合、あるいはメールアドレスの変更をご希望される場合もこちらへご連絡ください。
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