瓦版2014.7.29第219号

週刊スローライフ瓦版 (2014.7.29 第219号)
発行:NPOスローライフ・ジャパン
スローライフ学会
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全国的に梅雨が明けて本格的な夏へ。ポツポツ夏休みといった話題も聞こえて
きますが、わが会の「さんか・さろん」も、8月はお休みとさせてください。
でも、「瓦版」は、がんばります。猛暑。諸兄姉のご健康を祈りつつ・・・
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コラム<火曜日の鐘> 山下 茂(明治大学公共政策大学院教授)
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スローライフの先達として柳田國男先生に注目!

今日は土用の丑の日。今週末の土曜日は旧暦七夕だ。新暦の場合と違って夏
空が期待できる。浴衣掛けで夜空を眺め、ゆったりした生活様式を味わおう!
明30日は谷崎潤一郎の忌日。佐藤春夫と同類で、また憂鬱になる。今回は、
手元の情報に安直に依存せず、我が敬愛する柳田國男先生を取り上げたい。明
治8年7月31日生まれ、ご逝去は昭和37年8月8日。時期はピッタリだ。
何故に我々の先達か?幅広い著作の中に暮らし方をスローにする知恵の数々
が含まれている。とくに注目するのは、『後狩詞記』や『遠野物語』の頃に、
内閣法制局参事官など要職にありながら、東京で藤村や花袋らと交友したり、
椎葉村や樺太など全国各地を頻繁に訪れて土地の人々と交流していることだ。
それでも、公務が疎かになっていたのではない。貴族院書記官長の重職に任
命される。一方で朝日新聞が論説委員に迎えてもいる。そういう政治・行政や
世論の中ならば、公務につく者でもワーク・ライフ・バランスを確保し、よき
家庭人たると同時に、常民の暮らしを熟知して適切な政策を立案・実施できる
だろうに・・・。
学会コラム<緑と絆の木陰>
中村桂子 (JT生命誌研究館館長)

減少を前提の方策はあり得ないのでしょうか

人口減少問題についての議論が盛んです。日本創成会議で増田さんが座長を
なさった会の「真実を見つめ冷静に対応する」という検討が人々に訴えたのだ
と思います。真実と冷静は今とても重要なことで、このような報告を基に考え
ることができるのはありがたいことです。
ただ、私のとてもとても個人的な気持としては、減ってはいけない、大きく
ならなければいけない、逆の言い方をするなら常に成長していかなければいけ
ないという発想から離れることはできないだろうかという問いがあります。
ヨーロッパの国々を見ると、人口が億ではなく、数千万、時には数百万だか
らこそ落ち着いた暮らしができるように思うのです。日本も数千万の方が自然
を生かし豊かに暮らせるのではないかと思えるのです。
現在の人口分布を見ると、地域的には東京一極集中、年齢的には高齢社会で
あり、問題山積です。年齢の分布はどうにも動かせません。しかし、地域分布
は変えようと思えば変えられます。もちろん価値観を変え、皆がその気になら
なければなりませんが。とにかく一極集中を止めるという方向性を出すことが、
まず行なうことではないかと思えてなりません。先進国はどこも一極集中では
ありません。
もちろん、年齢分布のひずみの中で生きる方策の模索も必要ですし、いずれ
にしても困難なことではあります。でもここで成長の方向でない解決に向けて
の知恵を出す努力、具体策、困難を乗り越える決心と工夫という選択はないか
と思うのです。生命・生活という生きものの基本を考えていると、それを考え
たいという気持になるのです。
とんでもないことを言っているのかもしれませんが。
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【逸村逸品】ひとこと紹介 ~ http://www.facebook.com/slowlifej
滋賀県米原市「伊吹大根ぬか漬」伊吹山のふもとで古くから栽培されてきた伝
統野菜の大根、そばの薬味に使う辛味大根ですが、ぬか漬けも美味です。
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■街角から畦道から
遠山喜一郎(ペンション「パインツリー」オーナー 静岡県富士吉田市)
富士山麓のDVDはいかがですか
富士山のスライドショーDVDの発売を開始しました。富士山麓を飛び回り30年
以上経ったでしょうか。色彩の変化する早朝の富士山と山麓の自然にすっかり
魅せられ、撮った写真がパソコンの中に膨大なデータ量として貯まりました。
せっかく撮った写真です。何とか使う道がないか検討したところ、山麓の土産
として写真はあるが富士山を写したDVDが無いことに気がつきました。そこで、
今まで撮ったものの中から写真を厳選、春・夏・秋・冬・四季・山麓の陽の出、
6タイトルのDVDを制作致しました。
各1000円(税込)で、パインツリー内で販売させて頂きます。海外旅行や遠方
の知人・親戚へ、また富士山好きの友人に、かさ張らない土産としてバッグの
お供に如何でしょうか?
http://kashibesso.com/blog/archives/2014/07/post_2000.html

■まち・むらニュース
・山形県羽黒町 月山高原で日本一のひまわり畑づくり
霊峰月山を間近にのぞむ高原に100万本のひまわりが咲き誇る。牧草地だった
地域がススキの原に戻るのを防ごうと、2010年から始められた栽培は100万本
の花を咲かせ、日本一のひまわり畑を目指して奮闘中という。
見頃期間:8月上旬~下旬
場所:月山高原(鶴岡市羽黒町川代、JR羽越線鶴岡駅から車で30分)
問合せ:鶴岡市羽黒町観光協会 TEL0235-62-2500
http://www.mokkedano.net/spot/490
・京都市左京区 風鈴の鞍馬駅
岩手県の名産「南部風鈴」約100個が駅舎に吊るされ、京都の避暑地を訪れた
人に涼風と音色のおもてなし。源義経ゆかりの地である岩手県と京都・鞍馬の
ふたつの場所が風鈴で結ばれ、悠久の風を運ぶ。
期間:~9月30日 場所:鞍馬駅(京都、叡山電鉄鞍馬線終着駅)
共催:叡山電鉄(株)・風の駅【旅の情報ステーション京都】
問合せ:叡山電車 TEL075-702-8111
http://eizandensha.co.jp/wp/wp-content/uploads/2014yukyu_merged.pdf
コラム<象さんの散歩> 映画「日本の保健婦さん~前田黎生95歳の旅路」
先週、この欄で、会員諸兄姉に「試写会を観ませんか」とお誘いした。でも、
この長い題がネックだったか、わが同人では私だけの参加となった。
内容はタイトルそのまま、前田黎生(あけみ)さん物語。大正9年の生まれ。
太平洋戦争中に制度化された名古屋市保健婦第一期生である。保健婦-保健師
の役割とか実務、全国ネットワーク化の流れなどがよくわかる。それとともに、
前田さんの無産者へのボランティア活動が誤解されて4年間の投獄生活、結婚
は夫の急死で幼児二人を抱える生活苦、一方で11歳下の青年と恋愛の苦悩など、
絶えずの懸命ぶりが伝わる。何よりも熱い「青春」を感じとらせる。
監督は、映画プロデューサー・武重邦夫さん。同じく彼のドキュメンタリー
映画「父をめぐる旅 異才の日本画家・中村正義の生涯」の系譜につながる。
これでもか、これでもか、の“イマヘイ調ドキュメンタリー”を観る。
武重さんは、今村昌平監督の一の弟子。今村さんの日本映画学校の卒業生が
何か映画作品にトライするときは親身の応援団長、兄貴分となってきた。制作
の相談に乗ったり、お金の工面を手伝ったり。その作品群を「青春百物語」と
呼んでいるが、この映画もすばらしい「青春百物語」・・。 ∨ 川島正英 ∧
================= PR =====
「奈良県十津川村」から・・
夏休み「野猿(やえん)」に乗ってみませんか。人力でロープを引き川を渡る
ロープウェイ装置。その様子がサルのようでこの名がついています。ホテル昴
などで体験可。詳しくは http://totsukawa.info/joho/kanko/7yaen.html
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コラム 野口智子<スローライフ曼荼羅> 桃引力
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今、和歌山県紀の川市桃山町という桃の産地には、新鮮な桃を求めて人が押し
寄せています。ピーチロードと呼ばれる道には桃渋滞が起き、農家の直売所は、
朝から桃行列が。なぜ?と思うほどの人出はやはり、桃の力、味と安さの力な
のでしょう。リンゴやバナナは1年中ありますが桃は今だけ、追いかけるよう
に食べないと時期を逃す。そんな旬を追いかけることがあっていいと思います。
http://noguchi-tomoko.com/modules/yutoriaruki/details.php?blog_id=272
■編集室便り
□これからの「瓦版」の写真について
このメールマガジンが送信システムの仕様変更で、8月から写真などのデータ
を添付することができなくなります。我がNPOのホームページやフェイスブ
ックでご覧いただきたく存じます。ご不便をおかけしますが、ご理解のほど、
よろしくお願いします。<編集部:篠原伊佐武>
□ 新しい年度、平成26年度の会費をお願いします。
新しい会員も募集しています。お誘いあわせてどうぞよろしく。
スローライフ学会は、NPOスローライフ・ジャパンが運営している学会
(学長・神野直彦、会長・増田寛也、副会長・中村桂子)
です。スローライフについて多くの分野から学び、楽しく語り合う。また、
全国でスローライフまちづくりをすすめる同士とのつながりです。

年会費5000円。会員は、この「瓦版」に記事を出したり「さんか・さろん」
などで交流したり。会費は下記の口座へお振り込みください。
【振込先】
ゆうちょ銀行 振替口座 00190-4-595293 スローライフ学会
三井住友銀行麹町支店 普通預金 8811176 スローライフ学会
※このスローライフ瓦版は、会員以外の方にもお送りしています。
これからもお気軽にお付き合いください。
□スローライフ版・IT塾 ——————————————–
Q:ノートパソコンを毎日持ち歩きながら使っていますが、最近、パソコンが
熱くなるのが気になります。とくに長時間使っているとすごくて、濡れタオル
で冷やした方がいいんじゃないかと思うんですが‥。<編集部:野口智子>

A:「熱い!」と思うくらいでも、よほどのことがなければ壊れませんのでご
心配なく。むしろ、濡れタオルなどの水分は厳禁です。保冷剤や冷却ジェルも
結露することがあるのであまりおすすめできません。パソコンにとって最も快
適な温度は23度前後ですので、できるだけ涼しいところがいいのですが、パソ
コンの下にスノコなどを敷いて、扇風機の風をパソコンに当てるようにすれば
温度上昇を抑える効果もあっておすすめです。
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クオリティライフから・・・
「たまな食堂」では、夜のメニューが盛夏にふさわしくリニューアルしました。
「たまなコース」も一新、紀州の山海の幸を堪能するコースも加えました。
詳しくは >>>http://qwebm.quality.co.jp/mail/u/l?p=bs_bgZhvUSkZ
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■私たちはいつもスローライフの動きを応援しています。
鹿児島県
http://www.pref.kagoshima.jp/pr/koryu/index.html
岩手県遠野市
http://www.city.tono.iwate.jp/
日本テレネット株式会社
http://www.nippon-tele.net/
クオリティ株式会社
http://www.quality.co.jp/
アース・デザイン・インターナショナル(edi)株式会社
http://www.edi.ne.jp/
株式会社サンクス・ツー
http://www.thanks2.jp/
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最後までお読みくださって、ありがとうございました。
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ご縁を頼りにお送りしています。初めて受信される方も含めて、
お気軽にお付き合いください。
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アドレスの変更をご希望される場合もこちらへご連絡ください。

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TEL 03-5312-4141 FAX 03-5312-4554
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