智頭の巻~スローライフ学会in鳥取

2008年8月に開催の
スローライフ学会フォーラムin鳥取。
8月2日(土)は、
鳥取県内最大の宿場町として栄えた智頭(ちづ)町で、
「健康と環境」をテーマに分科会が開かれます。

●14:30 智頭駅集合
智頭町は岡山県と県境を接する山あいの町。
古い町並みが残る智頭往来(参勤交代の大名行列が通った道)を散策します。
中でも、ひときわ豪壮な佇まいなのが約40の部屋、7棟の土蔵を配した石谷家住宅。
石谷家はかつての山林王で、その屋敷は”智頭杉”をはじめ名木がふんだんに使われ、
技と贅を尽くした和風建築です。
また林業のまち・智頭らしく、
通りの家々には杉の葉を球形に丸く仕立てた「杉玉」が軒先に下がっています。

「杉玉」は「酒林(さかばやし)」とも呼ばれ、本来は
「新酒できました」の目印に造り酒屋などが軒先に下げるもの。
でも智頭の「杉玉」は、まちのシンボル。
年間を通してあちこちで見ることができ、
予約制で制作を体験できる工房もあります。
散策しながら徒歩で分科会会場へ。
●15:30 保健医療福祉センター「ほのぼの」で分科会
がまの穂をまとって白兎が傷を癒したという「因幡の白うさぎ」のお話は、
日本の医療の発祥ともいわれます。
「健康と環境」をテーマに、心と体の本当の癒しを語り合います。
コーディネーターは、

□ 斉藤 睦さん
地域総合研究所所長。
全国を巡る地域プランナー。
深刻な医療事情の中での”安産の里”構想とは・・・なども語ってくださる予定。
パネリストは、

□ 谷口大造さん
鳥取環境大学環境デザイン学科准教授。
アートイベントによる地域資源活用などにお詳しい方です。
このほか地元智頭町の皆さんもご登場の予定です。
●18:00 新田地区へバスで移動
●19:00 新田人形浄瑠璃の館 で、夜なべ談義
新田は、智頭の農村集落。また人形浄瑠璃を幕末から継承している地域でもあります。
智頭町は近年、町外から移住した人たちがネットワークを組んで街づくりに取り組む事例も。分科会や夜なべ談義では、古くからの町民、新住民ともに交じって話が弾みそうです。
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●参加費
分科会・・・・・・・・・・無料
夜なべ談義・・・・・・2500円
宿泊付き・・・・・・・・6000円
※「宿泊付き」とは、
夜なべ談義 + 夕・朝の飲食 + 宿泊費実費込みの料金です。

■参加申込書■
8月2日(土)智頭分科会について詳しくは、
こちらもご参照ください。
お申込み・お問い合わせは、
NPOスローライフ・ジャパン(スローライフ学会事務局)[email]slowlifej@nifty.ne.jp[/email]へ。”