移住に至るまでのお話は聞きごたえがありました。



5月19日の「さんか・さろん」は、「六本木で働く会社員が、週末、群馬で畑を耕すわけ」というテーマで、金井聰さんが話されました。



金井さんは、大都市開発の仕事につかれていますが、「会社人から社会人へ」の想いを強くし、明大ガバナンスで学ばれました。そして、その後に農業に目覚めます。

 


仕事での体験、人との出逢い、家族のこと、などさまざまに重なり、とうとう今や群馬県みどり市大間々町に農地を取得。



農業の可能性を考えると、「農業の再生」はもしかしたら「日本の再生」につながるかも・・とのお話は、実践者、金井さんから聴く説得力に満ちているものでした。




体験をベースにした著書も既に3冊出版されています。




現在は購入した空き家を取り壊して、カフェと土間を併設した自宅を建設。定年までは2地域居住を続け、いずれは交流拠点と農ある暮らしをしていかれるそうです。



参加者からは、ロシアのダーチャについての紹介や、農地を取得のハードルについてなど、具体的な質問が沢山出ました。



長崎県壱岐からの差し入れ、「壱岐焼酎を皆でいただきながらの夕べとなりました。