瓦版2013.6.18第162号

週刊スローライフ瓦版 (2013.6.18 第162号)発行:NPOスローライフ・ジャパンスローライフ学会**********************************************************************★★★★★きょうの「さんか・さろん」は、“伝統木構造の復権がテーマです。講師は梅沢典雄氏。さろんメモは「編集室便り」でどうぞ。さらにコラム「街角から畦道から」には、梅沢さんの友人からの応援メッセージも載せてあります。★★★★★コラム<火曜日の鐘> 川島英樹(せたがや文化財団)~~~ 野暮なキャンペーン 道府県にお住まいのみなさんには、申し訳ないような話だが、都議選が盛り上がらない。むろん街頭の演説は騒がしいが、ちっとも日常の話題に上らない。 争点のぼやけ具合は周知の通り。参院選の前哨戦というが、注目のインターネット選挙活動はまだ解禁前だし、良い方にも悪い方にもアベノミクスの実感がまったくない、フツーの若者たちを投票場に向かわすのは至難である。 誰に頼まれた訳でもないが、ひとりで勝手に「そうだ、きょう投票行こう」キャンペーンを実施している。といっても、呑み屋や職場の給湯室で、若モンを捕まえて、あれこれ説得を試みているだけ。投票に行くのは、別に今日じゃなくてもいいのだが、期日前投票制度の宣伝と駄洒落も狙ってみている。 当然ながら、投票先の推薦などしない。それどころか、思うような候補者が見つからなくて、ぼく自身一票が億劫になりかける。だが、野暮を承知でのたまえば、よりマシな人選びなくして、ちっとはマシな世の中は訪れない。 そこで、みなさんにもお願いです。お知り合いの若者とぜひ野暮な話をしてみてください。いまどきの江戸っ子、たぶん野暮が嫌いじゃありません。学会コラム<緑と絆の木陰> 増田 寬也(野村総合研究所 顧問)地域の明日は若者や女性が中心に アベノミクスの「第三の矢」、成長戦略が発表された。経済がグローバル化する中で国際競争を強調すると、どうしても大都市向けの政策が多くなるのは否めない。「国際戦略特区」の創設なども、三大都市圏、プラスせいぜい沖縄ぐらいが対象となるのであろう。 ところで国の政策実現ツールとして補助金が用いられることが多いが、本当に民間企業の活力を引き出そうとするのであれば、これは合わない。補助金で守られた産業が目覚ましい発展を遂げたなどという例は、聞いたことがない。規制を緩和し、競争条件を公平にした上で、民間企業がお互いに切磋琢磨する環境をいかに作り出すかが鍵だろう。 同様に、地方に金を配ればその地域が活性化するというのも間違いだ。かえって地域の自立(律)に向けた覚悟や気概を損ねる場合が多い。当然のことながら、自立(律)の精神と地に足が着いたアイデアの競い合いが地域を豊かにする。 アイデアの出し手は、これからは若者や女性たちが中心であろう。その新しい発想やエネルギーを地域の古老が温かく見守り、さらに強力にバックアップすることが地域の明日につながる。 ▽▽▽▽▽▽▽▽【逸村逸品】ひとこと紹介 ~ http://www.facebook.com/slowlifej佐賀県小城市「湯あがりサイダー」。ガラス瓶に王冠、飲みきりサイズ。何ともかわいいレトロなサイダー。清流のまち小城の顔、㈱友枡飲料のヒット品。△△△△△△△△△△△■街角から畦道から被災犬ボンド、その後 竹内義昭(東京・杉並区、ジャーナリスト) 福島原発事故で飼い主がわからなくなった被災犬が、我が家にやってきて1年余が過ぎた。元の飼い主はまだわからない。今年3月末に朝日新聞連載の「プロメテウスの罠」でペット問題を取り上げた5回目のカット写真として、保護される直前道端にたたずむボンドの姿が紹介された。ひょっとして、飼い主が名乗り出るかと思ったが、反応はなかった。得意なネズミ捕りは相変わらずで、この1年間に追い詰めること4回、うち3回は家族総出で捕獲に成功した。もう一つ変な癖がある。私がくしゃみや強めのせきをすると、あわてて外へ出て行ってしまうのだ。原発建屋爆発の記憶がよみがえるのではなかろうか。高齢のせいで耳が遠いと思っていたのだが、ひょっとして爆風で鼓膜をやられてしまったのかもしれない。咳払いひとつにも気を使う今日この頃である。建築家・梅澤君の「さんか・さろん」を前に 岩﨑雅幸(シンカンドゥ主宰)今年の初め、建築系雑誌編集の方々と話合った時、私の発言「建築・か」論で盛り上がりました。建築を設計している方々で、充分にデッサンできる人は多くありません。デッサンとは、対象の構造を咀嚼、再構成することであり、故にデッサンできる人は、思い描いた美しいものを目に見えるよう出力します。デッサンできる「建築・か」のみが美しい建築をデザイン(デッサンと語源が同じ)可能で、即ち、「建築家」と言えましょう。では、デッサンのできない「建築・か」の依る術は?数字合わせ、算数です。彼等の設計図には、微妙な寸法がなく、下一桁が0か5のみとなります。それでもデザインしたと勘違いし設計料をいただく「建築・稼」か、あるいは自らの建築、都市に関する理論を設計、具現化する「建築・渦」でしょうか。後者は、その理論に広めようとするあまり、往々にして「建築・禍」となります。6月の「さんか・さろん」に迎える梅澤君は「建築家」であり、スローライフである現在、はたまたいつの時代でも、彼であれば、美しい建築、街並をデザインしている、そしていくことでしょう。韓非子曰くの「鬼ではなく犬」を描き続けることを期待して!==== PR ====米粉のまち・胎内市から・・・日本海側最北の前期古墳、胎内市の「城の山古墳」。ここから名前をいただいた新作米粉スイーツ、チョコ饅頭「城の山」ができました。http://tainai-komeko.blogto.jp/archives/29285182.html=======■まち・むらニュース・山形市 日本一さくらんぼ祭りこの季節の山形といえば「さくらんぼ」。山形市文翔館前で日本一さくらんぼ祭りが開かれる。6月22日(土)23日(日)の両日、ミニライブ、さくらんぼマルシェなど、さくらんぼをテーマにしたイベントが盛りだくさん。22日は山形県庁から文翔館まで無料シャトルバスが運行される。問合せ:日本一さくらんぼ祭り実行委員会023-630-2373(山形県庁観光交流課)http://sakuranbomatsuri.jp/コラム<象さんの散歩> ウイーン少年合唱団を聴く~~~ 当然なのかもしれないが、「傘寿」の話がなお続く。高校の同窓会の後輩とオペラ歌手・岡村喬生さんが話題に。私が、偶然にも先月初めの渋谷で第3回ラトビア音楽祭に賛助出演していた岡村氏を聴いていたが、その岡村氏が2年前に「傘寿記念リサイタル」を浜離宮朝日ホールで開いていたと知った。 もう一つ、「瓦版」編集部新人お手伝い・丸山薫さんから。石井好子さんが話題に。私が政治部記者時代、番記者で尊敬していた政治家・石井光次郎氏の次女であり、光次郎邸でワインを一緒に・・と話したら、パリ祭のシャンソンの祭典では広報を受けもっている丸山さんが石井好子さんを記録したDVDを持参してくれた。「80歳の交響曲・ROBAは一日にして成らず」。 16日の日曜日、二つの音楽祭とはまったく対照的な東京オペラシティの音楽会に出かけた。ウイーン少年合唱団。妻・宏子と、誘った小学生の“孫”二人ともそれぞれに感動していたが、私も、今回は頭の頂天から足の爪先まで洗いつくされた感じ。とくに「花は咲く」・・ 花は 花は 花は咲く いつか生まれる君に わたしは何を残すだろう。少年たちは横一線に。ピンクのガーベラの花を一輪ずつ胸に持って。わが心境そのままの光景だった。∨ 川島正英 ∧コラム 野口智子<スローライフ曼荼羅> おいしい川上村~~~ぶらりと寄ったお店が、忘れられないほどおいしかった。そんなことがあると、その土地の評価が上がりますね。先日の奈良県・川上村で、ちょこっと入った柿の葉寿司屋さんがそうでした。また、ちょうどその日の話題に出た「ちまき」にも泊まった宿でありつけて、これもラッキー。大ご馳走ではないけれど、目で見た、口に入れた、話に聞いた、そのすべてがおいしかった川上村でした。http://noguchi-tomoko.com/modules/yutoriaruki/details.php?blog_id=213==== PR ====「日光『食』の研究所」から・・・日光・足尾地域に自生するコウシンソウ、足尾の庚申山で発見されたためこの名があります。国の特別天然記念物、小さな薄紫色の花。これからが見頃です。http://nikkokekko.blog121.fc2.com/blog-entry-238.html=======■編集室便り □きょうの<さんか・さろん>は梅沢典雄氏「伝統木構造を見直そう」 「・・・伝統木構造の話は突き詰めると、循環型の地域社会、自然環境 との調和ということになります。・・日本人が作り上げてきた森の恵み を感謝し、無駄なく使おうとする伝統的な木構法だけが現代日本の建築 業界で認めていない不思議。・・これからの日本が真剣にエネルギーや 環境問題に立ち向かうのであれば、伝統的木構法を自ら否定する行為は あり得ない」というのが、梅沢さんのお考え。いま、あらためて伝統の 木の構造、木の文化にスローライフの眼を向けたいですね。 講演は、木の文化とか伝統木構造のすばらしさを見直す流れ、鎌倉での まちづくりの新しい動きなどについて語っていただく。 梅沢典雄氏は、東京芸術大学建築科を卒業、「最高裁判所」を設計した 岡田新一氏の事務所へ。現在は、自らの設計事務所、木構造のアトリエ を鎌倉に持つ。また鎌倉の街並みづくりの活動にも参加されている。 ○とき・・・6月18日(火)19時~21時 ○会場・・・「マーキュリールーム麹町」クオリティ株式会社会議室 (東京都千代田区麹町3丁目3番地4 KDX麹町ビル6階) 地下鉄麹町駅の近く。 新宿通りに面して麹町4丁目交差点から半蔵門寄り徒歩1分。 「成城石井」のビル左隣りにある建物の6階。 ○主催・・・スローライフ学会 ○参加費・・会員1000円、一般2000円。(学生500円、講師の紹介者1000円) ○申込み・・当日のお申し込みも大歓迎です。 NPOスローライフ・ジャパンへ。03-5312-4141 もしくは、090-7433-1741(野口)へ くわしくは http://www.slowlife-japan.jp/modules/katudou/details.php?blog_id=178 □「スローライフ・フォーラムin奈良」お知らせ : point③ 源流の里・奈良県川上村 11月23・24日。奈良県川上村で。 主催: 南部地域産業復興推進大会開催協議会 フォーラムの会場は、奈良県吉野郡川上村。「吉野川」、そして和歌山県 の「紀ノ川」のみなもとである。文字どうり源流の里といえる。 この「源流の里」をあらわす「川上村」と名づけられた村は、かつて全国 で七つを数えた時期もあったが、市町村合併の嵐によって消えていった。 いまや、ここ西の奈良県川上村と、東に千曲川の源流の里・長野県川上村 の二つを残すのみである。 奈良県川上村はスローライフにふさわしい。 村の人たちは、水、そして山、森、さらに空、星に絶対の誇りをもち、村の 風土・歴史・文化・民俗に根ざした生活を力いっぱい進めてきた。 もちろん、源流の里には宿命の台風、水害は避けられず、12・15号台風の 水害からの復興の途次にある。またダムの必要性をも運命づけられてきた。 でも、旅すれば、源流の里ならでは、の自然と人情に癒される。 川上村役場 〒639-3594 奈良県吉野郡川上村大字迫1335番地の7 Tel:0746-52-0111(代) Fax:0746-52-0345 http://www.vill.kawakami.nara.jp/ □平成25年度の会費をお願いします。新会員も募集中。 スローライフ学会はNPOスローライフ・ジャパンが運営する学会(学長・ 神野直彦、会長・増田寛也、副会長・中村桂子)です。 スローライフについて多くの分野から学び、楽しく語り合う。また、全国で スローライフなまちづくりをすすめる皆さんとのつながりでもあります。 年会費5000円。会員は、この「瓦版」に記事を出したり「さんか・さろん」 などで交流したり。会費は下記の口座へお振り込みください。 【振込先】 ゆうちょ銀行 振替口座 00190-4-595293 スローライフ学会 三井住友銀行麹町支店 普通預金 8811176 スローライフ学会 ==== PR ====クオリティライフから・・・トルコ直輸入のオリーブオイル「Monteida エーゲの輝き」をベースにした、10種類のフレーバーオイルが好評です。「たまな友の会」に入ると特価になります。「たべもの商店」で。http://nfst.jp=======■私たちはいつもスローライフの動きを応援しています。鹿児島県 http://www.pref.kagoshima.jp/pr/koryu/index.html岩手県遠野市 http://www.city.tono.iwate.jp/日本テレネット株式会社 http://www.nippon-tele.net/クオリティ株式会社 http://www.quality.co.jp/アース・デザイン・インターナショナル(edi)株式会社 http://www.edi.ne.jp/株式会社サンクス・ツー http://www.thanks2.jp/=======最後までお読みくださって、ありがとうございました。このメールマガジン、あるいは当団体へのご意見、ご質問はこちらへこのメールは毎週火曜日の発行です。NPOスローライフ・ジャパンとのご縁を頼りにお送りしています。初めて受信される方も含めて、お気軽にお付き合いください。今後、このメールマガジンの送信が不要という場合、あるいはメールアドレスの変更をご希望される場合もこちらへご連絡ください。この「週刊スローライフ瓦版」、バックナンバーをアップしています。まだご覧になっていない方、こちらからご覧ください。http://www.slowlife-japan.jp/modules/mailmagazine/details.php?blog_id=2=======Copyright(C) NPO法人スローライフ・ジャパン スローライフ学会〒160-0002東京都新宿区坂町21 リカビル301TEL 03-5312-4141 FAX 03-5312-4554 http://www.slowlife-japan.jp/——————————————————————————–“