3月の「さろん」はこれからの話をしました。

第127回「さんか・さろん」は3月21日、『これからのことを話そう!』をテーマに、スローライフ活動のこれからを、オンラインで会員の皆さんと話し合いました。

『NPOスローライフ・ジャパン』はこの秋で活動20周年を迎え、これを機会に特定非営利活動法人を解消することをまずご報告しました。活動は5月の『スローライフ・フォーラム㏌綾部』をはじめ今後も続きますが、秋以降、組織は徐々に変わっていきます。

毎週火曜日に発行するメルマガ「スローライフ瓦版」は663号になり、毎月第三火曜日の夜に開催するオンライン勉強会「さんか・さろん」は127回。これまでに25の自治体と開催してきた「スローライフ・フォーラム」は、ほぼ毎年開催してきました。
こうした活動を実際にどう回し、どんな苦労があるのかを、事務局とボランティアスタッフから報告があり、新年度の「さんか・さろん」プログラム案の1年分も発表しました。会員さんのお知恵やご協力を仰ぎながら、今後も継続できる形を作っていきたいと、今回は話し合いの形でご意見をいただきました。

…参加者からの声…

「法人を閉じるというのは驚いた、精算をするのも大変だと思う」
「スローライフは新しい自由民権運動みたいに感じる、継続して欲しい」
「スローライフ学会の“学会”は、敷居が高い」
「私たちは学問を作ろうとしているのではない。地域の実践者をつなげる活動をしてきた。“学会”と名乗るのをやめて“スローライフ・ジャパン”の名を残してはどうか」
「さんか・さろんは本当に大事にしていきたい」
「月1回のzoomさろんは、なかなか東京へ行けない地方の者にとってとても良い」
「地方で抱えている問題はそこでしか分からない。現場の声をこのようなさろんで共有して、みんなで知恵を出し合えたら良いと思う」
「これまでのさろんで、地域を自らの力で良くしようとする実践者の話が聞けた。これからも生の声を聞きたい。」
「ものづくりの現場にスポットライトを当てる回も必要」
「時代が求めているニーズはこのような会議(さろん)だと思う」
「あれだけのボリュームの「瓦版」を毎週配信されているのは凄い。フォルダを作って保管をしながら、読んでいる」
「今まで通りの活動を続けるのに、ボランティアスタッフに負担がかかりすぎている。負担の分散・回数の削減など、何とかしなくては」
「スタッフにも“頑張らない宣言”で、端折ることも大事。無理してやらないほうがいい」

など、26名の参加者からご意見をいただきました。

貴重なご意見は、役員会でも報告し、今後の方針に反映したいと思います。
新年度もぜひ、継続会費として、活動をご支援いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。