京都府綾部市「瀬尾谷粕漬 くろ瓜」。地域の固有種、珍しい黒瓜の粕漬です。

逸村逸品の紹介です。京都府綾部市「瀬尾谷粕漬 くろ瓜」。

水源の里「瀬尾谷(しょうだに)」の集落で代々受け継がれてきた伝統の固有種、他の地域ではあまり見られない「黒瓜」の粕漬です。黒瓜の実から採った種を保存し、次の年に蒔いて育てて大切に伝承しているそうです。しかも万が一に備えて種は何軒かの家で保存しているとのこと。原種を守ることの大切さ、地域の人々の底力を感じます。この珍しいといわれる黒瓜は、一般的な白瓜より柔らかく、しかも歯ごたえがある。その粕漬けは奈良漬に似ていますが、ちょっと独特だけれど嫌みのない深みのある味わいです。製造にも時間と手間のかかる粕漬。ご飯やお酒の肴にはもちろんですが、巻きずしの具にお薦め、とあったので細かく刻んでちらし寿司にいれたらとても美味しかったです。あやべ特産館、あやべ温泉での販売だったのが、地元のスーパーにも置かれるようになったとのことです。美味しさだけでなく、地域の人々の想い、愛情をたっぷり感じられる逸品です。

価格:625円(150g)、300円(80g)

製造・問合せ:瀬尾谷粕漬加工所 TEL0773-54-0447 綾部市津合町西ケ久保16-1

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