室礼「七夕の笹飾り」

 

 

「笹の葉さらさら 軒端にゆれる・・」軒端が少なくなった現代でも口ずさむかたが多いのではないでしょうか。七夕に笹飾りをするようになったのは江戸時代からといわれます。

「五色の短冊 私が書いた・・」短冊のルーツは梶の葉。奈良時代に起源をもつ、五節句のひとつ「乞巧奠」(きこうでん)では欠かせない葉です。葉の裏に墨で描いた文字は、水に浮かべても消えません。

高さ40cmほどの小さな笹飾り。その花器周りには天の川の橋渡しをするカササギを。

作・文 丸山 薫(心葉 主宰)