神奈川県横浜市「ラムボール」。外国人居住地ならではのお菓子です。

逸村逸品の紹介です。神奈川県横浜市「ラムボール」。

ラム酒がたっぷりしみ込んだ生地が、チョコレートで包まれています。製造しているのは、1924年創業の老舗菓子店。創業以来、ヨーロッパの伝統菓子の味を守り続けています。ラムボールは当時から変わらぬベストセラー。5cmほどの大きさなのですが、結構ずっしりしています。その工程は・・きめ細かで滑らかなスポンジ生地に、ラム酒に1ヶ月漬け込んだレーズンやナッツを混ぜ込み、2~3日寝かせてラム酒を生地にじんわり馴染ませてから、チョコレートでコーティング。そのチョコレートも季節に応じて柔らかさの調整をしているそうです。

山手地区の外国人居住地と、近隣の外国人商館。元町の商店街は古くから外国人の往来が盛んな地。ある日スイス人の婦人がレシピを持ち込んで、ケーキを焼いてほしいと頼んだのをきっかけに、あらゆるヨーロッパのお菓子をつくりはじめたとのこと。

古くから外国人が多く住む、横浜元町だからこそ誕生したお菓子。中でもラムボールの人気は今も変わりません。

 

価格:220円(1個、税別)

製造・販売・問合せ:喜久家洋菓子舗 TEL045-641-0545 横浜市中区元町2-86

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